【資産運用】FOLIO ROBO PRO 3ヵ月のロボアド運用状況
2020年10月からFOLIO ROBO PROでの運用を行っているのでその報告を。
このFOLIO ROBO PRO投信のすごい所は「AIによる毎月のリバランスにより常に最適なポートフォリオの実現を目指す」点にあるということで、確かにそれはすごいと思った。過去形です。FOLIOの公式ウェブサイトでは以下のようにTOPIXを上回るパフォーマンスを喧伝していたので、飛びついてしまった。米国大統領選挙やコロナの波乱をどうAIが判断し切り抜けるのかにも興味があったし。
この「リバランス」こそがROBO PROの本丸。10月に購入した時は金のETF(GLD)が全体の4割以上を占めていた。大統領選前後の波乱含みな相場を反映してのものだろう。それが21年1月になると新興国株が5割を占める一方、金は18%程度にまで減らされている。確かにすごいリバランスだ。
金(GLD) 約45%
現金(CASH)約20%
他
◆2021年1月のポートフォリオ
新興国株(VWO) 50.27%
金(GLD) 18.02%
ハイイールド債(HYG)14.86%
米国株(VTI) 14.81%
現金(CASH) 2.04%
そして、学習を重ねたAIがどれだけのパフォーマンスをあげるのか楽しみにしていたが、結果としては以下のようになった。
◆運用中の資産について
購入額:1,000,000円(2020年10月15日)
評価額:1,038,834円(2021年1月10日)
通算損益:38,149(3.8%)
3か月で運用成績3.8%、年率にすると15%…なんて考えると悪くないように思えるが、この3か月間にTOPIXは13.7%上昇している。まして更に好調だった日経平均やS&P500, NASDAQ等のINDEXとはもはや比較にならない。残念ながら僕が投資した10月からの3か月間だけで見ればROBO PROは散々な結果だったと言わざるを得ない。
◆2020年10月15日から1月10日の推移
1,632 ->1,855(+13.7%)
・ROBO PRO
1,000,000->1,038,149(+3.8%)
このまま持ち続けるか?答えは否。「セカンドオピニオンを与えてくれる」点は勉強になるけど、①パフォーマンスが市場に劣後しているんじゃ意味がない。そもそも短期的な利益追求を目指す、と言っているのに短期的な利益すら出せていないのだ。さらに②納得感がない。自分で選んだ銘柄が振るわないのは自分の責任だ。じゃあROBO PROに託した場合は?もちろんROBO PROに託した自分の責任だ。でも、なんかしっくりこない。だって金払って運用してもらってるのに!と、こういう風に思ってしまう僕みたいな人は、ロボアドには向かない人なのだと思う。見切りつけて売ることにした。投資は楽しく!