38歳ゲイリーマンのサバイバル

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【資産運用】FOLIO ROBO PRO 3ヵ月のロボアド運用状況

2020年10月からFOLIO ROBO PROでの運用を行っているのでその報告を。

 

このFOLIO ROBO PRO投信のすごい所は「AIによる毎月のリバランスにより常に最適なポートフォリオの実現を目指す」点にあるということで、確かにそれはすごいと思った。過去形です。FOLIOの公式ウェブサイトでは以下のようにTOPIXを上回るパフォーマンスを喧伝していたので、飛びついてしまった。米国大統領選挙やコロナの波乱をどうAIが判断し切り抜けるのかにも興味があったし。

 

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この「リバランス」こそがROBO PROの本丸。10月に購入した時は金のETF(GLD)が全体の4割以上を占めていた。大統領選前後の波乱含みな相場を反映してのものだろう。それが21年1月になると新興国株が5割を占める一方、金は18%程度にまで減らされている。確かにすごいリバランスだ。

 

◆2020年10月のポートフォリオ ※うる覚え

金(GLD) 約45%

現金(CASH)約20%

 

◆2021年1月のポートフォリオ
新興国株(VWO) 50.27%

金(GLD)     18.02%

ハイイールド債(HYG)14.86%

米国株(VTI)   14.81%

現金(CASH)   2.04%

 

そして、学習を重ねたAIがどれだけのパフォーマンスをあげるのか楽しみにしていたが、結果としては以下のようになった。

 

◆運用中の資産について

購入額:1,000,000円(2020年10月15日)

評価額:1,038,834円(2021年1月10日)

通算損益:38,149(3.8%)

 

3か月で運用成績3.8%、年率にすると15%…なんて考えると悪くないように思えるが、この3か月間にTOPIXは13.7%上昇している。まして更に好調だった日経平均やS&P500, NASDAQ等のINDEXとはもはや比較にならない。残念ながら僕が投資した10月からの3か月間だけで見ればROBO PROは散々な結果だったと言わざるを得ない。

 

◆2020年10月15日から1月10日の推移

TOPIX

1,632 ->1,855(+13.7%)

 

・ROBO PRO

1,000,000->1,038,149(+3.8%)

 

 このまま持ち続けるか?答えは否。「セカンドオピニオンを与えてくれる」点は勉強になるけど、①パフォーマンスが市場に劣後しているんじゃ意味がない。そもそも短期的な利益追求を目指す、と言っているのに短期的な利益すら出せていないのだ。さらに②納得感がない。自分で選んだ銘柄が振るわないのは自分の責任だ。じゃあROBO PROに託した場合は?もちろんROBO PROに託した自分の責任だ。でも、なんかしっくりこない。だって金払って運用してもらってるのに!と、こういう風に思ってしまう僕みたいな人は、ロボアドには向かない人なのだと思う。見切りつけて売ることにした。投資は楽しく!

 

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