38歳ゲイリーマンのサバイバル

この記録がいつか自分自身の・誰かの道標になりますように

2020-01-01から1年間の記事一覧

【独り言】人生について考えた

ご多分に漏れず、自分が働いている会社もコロナの影響を受けている。 世間ではそれなりに名の知られている会社だが、売上は8割減だ。 ボーナス減。会社の命運はコロナ収束次第だ。つまり、自社では切り拓けない。 だから、自分で人生を切り拓いていく術を考…

【書評】財政破綻後

コロナ禍の最悪期を徐々に脱しつつある世界を見て、本棚からふと取り出した。日本政府が給付する国民一律10万円をはじめとする経済対策の原資は借金なのだが、返済方法の議論が一向に始まらない日本への不安を増幅させるのにぴったりの一冊。 第一章 人口減…

【書評】1984年

ジョージオーウェルの1984年を読んだ。 今ある自由主義社会の前提を全てひっくりかえしたらこうなるのだろう。 自由、選挙、信用、プライバシー、友情、愛、性、歴史、経済、自然、未来… こういったものが全て否定された時代のロンドンに生きる主人公ウィン…

【書評】嫌われる勇気

■ポイント ①課題の分離 ・自らの生について、自分ができるのは「自分の信じる最善の道を選ぶこと」。 ・その選択に対し他者がどのような評価するかは他者の課題であって自分ではどうしようもできない。 ・これだけ頑張っているのだから評価されるべきだ。こ…

【書評】となりのイスラム

ずっと前に買って何度か読んで頭に残っていなかった本の再読だ。 ■要点 ・第二次大戦後、欧州に入ってきたイスラム教徒がイスラム回帰を強めた背景は国によって異なる。ドイツはドイツ人との見えない壁による疎外感、オランダは極限の自由奔放憂さによる道徳…