38歳ゲイリーマンのサバイバル

この記録がいつか自分自身の・誰かの道標になりますように

【独り言】人生について考えた

ご多分に漏れず、自分が働いている会社もコロナの影響を受けている。

世間ではそれなりに名の知られている会社だが、売上は8割減だ。

ボーナス減。会社の命運はコロナ収束次第だ。つまり、自社では切り拓けない。

 

だから、自分で人生を切り拓いていく術を考えて実行に移していこうと思う。

業種的に会社の倒産・・・は無さそうだが、見切りをつけた自主退職に備えて。

 

自分には旦那がいる。自分は東南アジアの某国に駐在中。そして旦那は都内だ。

離れてても守るべき人がいる。というか、自分も旦那の存在によって守られている。

怠惰に陥りがちな自分が、それでも努力できる理由は彼の存在にある。感謝しかない。

 

 

人生を切り拓く。高校生の時から今に至るまで自分の悩みの中心にある。

昔から物事が長続きしない人間だった。だから、今でも特技と呼べるものはない。

それが故に自信が持てない。それが一層「一角の人間」になることへの思いを強めた。

 

ボーイスカウト、ピアノ、書道、水泳、卓球、吹奏楽、山登り、釣り、スキー…

小学校から高校でかじったものの、そのどれに対しても今、のめり込んではいない。

(今思うと英才教育に近いようなラインナップじゃあないか。両親には本当に感謝だ)

 

とにかく自信がないのだ。のめりこめないから。表層的なのだ。表層雪崩のように、

関心はガラっと他へ移る。理由は大抵「うまくならないから」だったと思う。

 

そういった経緯があったからか、人生を見つめなおす時間ができる大学生になり

一角の人間への憧れを強く持つようになった。でも、持つだけ。行動が伴わない。

自分は変われなかった。でも、いつの間にか「自分が日本や地元をこう変えたい」に

という思いが強くなっていった。自分の頭の回転や趣味趣向は変わらないから、

それなら働きかけの対象を変えるまでだ!そこに人生の意義を見出すんだ!と。

 

だから就職は、給与とかではなく理念で会社を選んだ。商社やマスコミ、外資でなく。

人生の切り拓く役目を、会社に託し共に歩むような気になっていた。でも間違い。

結局は会社に使われていた。そりゃそうだ。自分には処世術もオツムも欠けていた。

 

転職や海外駐在を経て今の会社に至るわけだが、人生を会社に託す、社会貢献を

会社の名のもとに行うというのは夢物語だ。自分の会社でも作らない限り不可能だ。

与えられた職務で最高のパフォーマンスを発揮しても、異動がくればハイさようなら。

 

だから人生を切り拓くのは、やっぱり会社とかではなく自分だ。

一角の人間になれないから、会社という組織の力を借りて夢に近づこうとしてた。

でも、会社に所属して10年強。会社は人生の乗り物であるが、自家用車ではない。

公共交通機関だ。目的地はある程度選べるが、自分で運転できない。そんなもんだ。

 

だから、もっかい小学生以来の自分の課題に向き合おうと思う。

自信のある自分、他人とは異なる自分、を常に希求していた自分に今戻りたい。

そして一角の人間になるんだ。そしたら、家族も、日本も、守れる人間になれる。