38歳ゲイリーマンのサバイバル

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【資産運用】HSBCの生命保険のいいところ悪いところ

僕は2種類のHSBCの生命保険に計2つ入っている。

 

・(積立終了)Retirement Annuity Plan 8 (3-Yr pay)

・(積立中) Income Goal Insurance Plan 10 (3-Year Payment)

 

前者に加入したのは2011年10月。「(途中解約しなければ)元本保証、年利最低3%‼」の謳い文句に乗り毎月1万HKD(15万円)を3年間、最終的に360,000HKDを積み立てた。現在の解約返戻金は429,000HKDだから9.5年間で利回りは19%。だいたい年利約2%だ。・・・低くね?正直失敗したと思ってる。こんなことなら、ETFにこの金額を投資して寝かせておけばよかったと激しく後悔。でも、駐在員手当があったとはいえまだ20代だった自分が15万円を貯金する習慣をつけることができたという意味では大きな遺産にもなったとも思う。最善ではなかったけど、最悪でもなかった。

 

そして後者は香港がやや平穏を取り戻した19年11月、香港旅行ついでにHSBCのスタッフの口車に乗せられて買ってしまった。現在16,000USDを積み立てて、現在の解約返戻金は10,918USD。多分7,8年経たないと積立額以上にならない。ひどい商品だ。「失敗した」と一つ目の保険の総括をしておけば、こんなの買わなかった。もっと良い利回りや値動きが期待できる商品は他に山ほどあったもん。これは、完全に失敗。塩漬け資産になってしまった。

 

結論。HSBCの生命保険はやめた方がいい。解約返戻金がプラスに転じるまで長い年月を要するし、僕の場合は10年待って19.5%、2%程度/年だ。外貨預金だと思えばいい?うーん、それなら外貨預金のほうが流動性高いし。

 

HSBC香港の生命保険商品のいいところ(あまりないけど)

・受取人が誰でもいい

 →だから僕の旦那(準婚姻契約を結んでいる同性パートナーも当然OK‼

・Relationship Balanceに加算

 →HSBC プレミアを目指す身としてはその根拠となるRelationship Balanceは重要。保険に投入した金額がそのままRBにカウントされている(おそらく、投入額>時価となった場合は投入額、投入額<時価となった場合は時価がRBとして計算されている)。

 

◆悪い所

・利回りが低い

→10年間投資して、たった20%しか増えてない。ひでえよ、これ。

・解約返戻金が100%を達成するまでに時間がかかる

→解約返戻金が積立額を上回るのに恐らく7-8年かかる。しかも、その後も利回り3%台、均すと上述の通り2%。大失敗。

・無駄な部分

→よく言われている話。一応「保険」なのでそれに関するコストが当然保険料に含まれており、運用の観点からは「無駄」。